15歳 子供の頃からの夢
15歳
その頃私は中学を卒業して親元から離れて寮のある准看護婦学校へ行きました。
中学の友達が高校へ進学する中、たった1人
の旅立ちでした。
友達は大抵高校を卒業してから看護学校や大学へ行く中一人で知らない土地での寮生活。
初めての人と上手く付き合えるかな?
お母ちゃんに会いたいな( ; ; )
などと複雑な思いもあったのですが…
家が貧乏、その頃同時に父が結核に罹り仕事が出来なくなって極貧生活。
私が高校へ行きたいなんて口が裂けても言える状況ではなかった。
幸い担任の勧めてくれた専門学校へ入学することができました。
そこは全日制の准看護婦を育てる学校でした。中卒が9割高卒が1割と私と同じように親元を遠く離れて来たひとたち。
同じ境遇なのでみんな寂しくすぐになかよくなった。
2年間寮から学校へ通い座学と実習の繰り返し。途中、憧れのアレです戴帽式‼︎
今はもうキャップしてないですね(^◇^;)
あー懐かしい
ナイチンゲール聖誓
覚えさせられたな
【我はここに集いたる人々の前に神に誓わん
我が人生を清く過ごし我が勤めを…
…】
先生も怖いし高卒の同級生のこともはじめは怖かったな。
(今は正看護師の専門学校へと変わっております。)
2年間終業の後准看護婦の試験を受けました。見事受かり(o^^o)
私は晴れて県知事からの准看護婦資格を受けとりました。とはいえまだ17歳
その状況で就職となるのです。
この続きは 次回配信の予定です。